3/10/2013

「回復力と品位に世界が感嘆」 米国務長官、日米の絆を強調

 



【ワシントン=犬塚陽介】ケリー米国務長官は8日、東日本大震災の発生から2年となる11日を前に声明を発表し、日本人が悲劇を乗り越えるために 示した「回復力と品位に世界が感嘆した」と称賛した。

さらに、復興に向けて着実に進んでおり、米国も「役割を果たしていることをうれしく思う」と日米両国 の強い絆を強調した。

 ケリー長官は声明で、日米関係は「相互に助け合うことなど、共通の価値観を基盤に構築されている」と指摘し、2005年のハリケーン「カトリーナ」で日本が米国を支援したように、「米国も日本の援助にためらいはなかった」と回想した。

 また、米軍と自衛隊が協力した救援活動「トモダチ作戦」は数多くの被災者を救い、全世界に日米関係の「深淵(しんえん)で永続的な強さを示した」と述べ、若者を中心とした今後の人的交流の継続にも期待を示した。

 ケリー長官は犠牲者の遺族に弔意を示し、「悲しい日に思いをはせながら、太平洋を隔ててつなぐ深い絆と友情を思い出し、(絆と友情を)新たにしたい」と強調した。

浮桟橋撤去に5千万円超 米、日本の見舞金

2013年3月2日


米ワシントン州沖を漂流中の浮桟橋=14日(米沿岸警備隊提供・共同)

 米海洋大気局(NOAA)は1日、東日本大震災の津波で青森県三沢市から流失し、昨年12月に米西部ワシントン州の海岸に漂着した浮桟橋の解体と撤去に、約62万8千ドル(約5900万円)がかかることを明らかにした。

3月末までに撤去を終える予定。

 漂着した海岸は陸路で近づくのが難しく、現場で浮桟橋を解体してヘリコプターで運搬する必要があるため、昨年6月にオレゴン州の砂浜に漂着した同型の浮桟橋の撤去費用、8万4千ドルに比べて大幅に膨らんだ。


 日本政府は昨年11月、漂着するがれきの処理費用として、米国に500万ドルの見舞金提供を決定しており、ワシントン州の浮桟橋の撤去にもこれが使われる見通し。浮桟橋は長さ約20メートル、幅約6メートル、高さ約2メートル、重さ185トン。(共同)

 

 

 

 

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