3/10/2013

天国で見守って…犠牲者悼み1900の連凧舞う

 


東日本大震災の被災地では10日、各地で追悼行事が行われた。

津波で多数の死者・行方不明者を出した岩手県陸前高田市では、犠牲者と同じ数の凧(たこ)を揚げようと、約500人が参加した。



地元の若者らが、陸前高田市、大船渡市、住田町の犠牲者数と同じ約1900枚の凧(長さ約30センチ)を作り、60枚ずつの連凧に仕立てた。

強風で糸が 切れてしまう凧もあったが、約30本が空を舞った。参加者も、竹ひごで凧を作り、「1日も早い復興を」「絆」などと書き込んで揚げた。

「じじ、ばば、ほーちゃん、天国で見守っててね」と書き込んだ会社員男性(40)と妻(43)の夫婦は、祖父母と両親、次男(当時1歳)を亡くした。「連凧の数を見ると、命の重みが伝わってくる」と声を詰まらせた。


最終更新:3月10日(日)22時21分
読売新聞

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