9/18/2012

上海余話 それでも被災地に行く

 


河原 啓一郎さん

「それでも僕は被災地に薬を届けに行くことを諦めない」。

東日本大震災への支援に感謝の気持ちを行動で示そうと、昨年11月から自転車で走りながら中国でのボランティア活動を続けている神奈川県藤沢市の元看護師、河原啓一郎さん(28)は電話口でこう話した。

雲南省の境界付近で起きた地震
  
今月7日に貴州省と雲南省の境界付近で起きた地震の被災者に役立ちたいと考え、河原さんは湖北省武漢で友人らから託された重さ80キロにもなる薬品類を載 せ、自転車で貴州省貴陽についた16日、20人ほどの男に囲まれた。「日本人か」などとにらまれて体当たりされたという。

 「反日デモが続 く中で注意は払っていましたが、ついに襲われたときは正直、落ち込みました」と告白した。

だが、中国版ツイッター「微博」に悲痛な叫びを書き込んだとこ ろ、あっという間に中国人のユーザーから8万件近い「応援コメント」が届き、河原さんは「落ち込んでいる場合じゃない」と思い直した。

 河原さんは「暴徒化する反日デモに怒りをもつ中国人がこんなに多いことを初めて知った」と話し、「今こそ日本人が、被災地に行って救援活動の手伝いをすることが大事だと改めて気づかされた」と続けた。


支援する中国人の友人たちと19日にも自転車で被災地入りするという。日本人ガンバレ!(河崎真澄)


 http://sankei.jp.msn.com/world/news/120919/chn12091903130000-n1.htm

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