9/11/2012

「落ち着いて対処」「慌てずに」と福島県立医大 甲状腺がん検査で1人判明

 

 原発事故を受け福島県で始まった子供の甲状腺検査で、1人ががんと判明した。36万人が対象という前例のない検査に、県や県立医大は「見つかった 時にいかに落ち着いて対処できるかが鍵だ」としてきた。

記者会見した鈴木真一教授は「大人より子供の方が発症後の経過が良いので慌てなくていい」と述べ た。

11日の検討委員会終了後の記者会見は「15分間」と時間が区切られ、鈴木教授らは年齢や性別など詳細について「プライバシーに関わるので明らかにできない」と繰り返した。
県や検討委の中で発表の仕方をめぐり意見が分かれ、県民などに過剰な反応が出ないよう最低限の説明になったという。

鈴木教授は、チェルノブイリ原発事故の結果を基に「超音波などの機器の精度も良くなったということもある」と話し、冷静な対応を呼び掛けた。

 © 2012 The Sankei Shimbun & Sankei Digital


記者会見する福島県立医大の鈴木真一教授(中央)=11日午後、福島市

18歳以下1人が甲状腺がん 福島健康調査8万人分析 


東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康管理調査」の検討委員会(座長・山下俊一福島県立医大副学長)が11日開かれ、事故発生当時18歳以下を対象とした甲状腺検査について、1人が甲状腺がんと報告された。  

甲状腺検査の対象は約36万人で、これまで結果が判明したのは約8万人。  

調査主体の福島県立医大の鈴木真一教授は検討委で「チェルノブイリ原発事故でも甲状腺がんが見つかったのは最短4年。福島では広島、長崎のような外部被ばくや、チェルノブイリのような内部被ばくも起きていない」と述べ、放射線の影響を否定した。






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