7/14/2012

"亡き母へのメッセージ"どう残す?

 




7月11日で東日本を襲った大地震から1年4か月です。岩手・陸前高田市では、津波で被災した公民館の壁に亡き母へ向けたメッセージが残されています。建物は近く解体されますが、震災の教訓を残すため、壁を保存すべきとの声もあがっています。


「おかあさんへ。いつも夢に出てきてくれて嬉しいよ。天国で私たち家族を見守っててね」。母に捧げられた言葉。陸前高田市の公民館の壁に残されたメッセージです。


「自分に言い聞かせる感じで、つらいけれど生きていかなければという(思いが伝わる)」(訪れた人)


海から1キロほど離れた体育館。100人近くが避難しましたが、助かったのは4人だけでした。メッセージは、体育館に併設された公民館に残されています。


「体育館がとりこわされても、この場所の事 絶対忘れないからね」


市では、被災した施設の解体を始めていますが、震災の教訓を残すため、メッセージを保存してほしいとの声もあがっています。


「(壁の)部分だけでも切り取って、いずれ津波博物館などに」(市民)


保存には、費用の問題などもありますが、市民の声を受け、市長も前向きな姿勢を示しています。


「将来に向けての反省、教訓を伝えていかなければいけないし、残していくべきものだと思っています」(陸前高田市 戸羽太 市長)


被災地では、遺族の気持ちなどに配慮し、震災を思い出させる建物が消えようとしています。震災の教訓をどう残していくか、メッセージの保存は、1つの方法を示すものになるかもしれません。





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