3/11/2012

震災から1年「高台へ」家族への最期のメール

 

宮城県南三陸町の防災対策庁舎で犠牲になった複数の町職員が、地震から津波襲来までの約45分間に家族に携帯電話でメールを送ったり、電話をかけたりしていた。「高台に避難を」「大丈夫?」-。41人が死亡・不明となった悲劇の舞台から、それぞれが家族を心配して送った「最後のメッセージ」。震災1年が過ぎたが、家族は大切に保存している。


同町の公立志津川病院から議会事務局に出向していた小野篤実さん=当時(48)=は、高校で授業中だった長女(18)らに「落ち着いて高台に避難しているように」とメールを送っていた。地震発生から22分後の午後3時8分。小野さんの2分後には、総務課の山内美佳さん=同(45)=が夫らに「大丈夫?」とメール。2男1女の母親だが、子供の元に帰ってくることはできなかった。同じ総務課の三浦亜梨沙さん=同(24)=は母悦子さん(54)らに「役場流されたらごめん」と送った。

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