2/27/2012

汚染水タンク1千基ずらり…上空からの福島第一

 

東京電力福島第一原子力発電所周辺の上空を26日朝、本社機「みらい」で飛んだ。

国土交通省が25日、飛行禁止区域を半径20キロから3キロに縮小したのに伴い、飛行が可能になった。


原発に向かって北上し、6キロまで近づいた。高度300メートル。爆発で上部が骨組みだけになった4号機と3号機の原子炉建屋が見えてきた。敷地全体が白い雪で覆われている。4号機建屋内に、原子炉格納容器のふたがはっきり見えた。

海側に回ると、爆発しなかった2号機の原子炉建屋も圧力を逃がすパネルが落下し、壁にポッカリと穴が開いている。海岸沿いの建物の壁も吹き飛んでいる。

4号機の西側には、事故後に設置された青や灰色のタンク約1000基が整然と並んでいた。地下水の流入で増え続け、約12万トンに達した低濃度の放射能汚染水を貯蔵するタンクだ。

周辺の街に人影はない。住宅地の路地も雪に埋もれたままだ。機内の放射線量は原発の北西方向が最も高く毎時0・9マイクロ・シーベルトだった。
最終更新:2月26日(日)22時38分
読売新聞


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