12/23/2011

東日本大震災:再会のつどい クリスマスプレゼントに

 

 富岡町の「再会のつどい」で久々に友達と会い、元気に遊ぶ子供たち=福島県天栄村の羽鳥湖高原レジーナの森で2011年12月23日、木葉健二撮影

東京電力福島第1原発の事故で全域が警戒区域となった福島県富岡町の子供たちが、震災後初めて一堂に会するイベント「再会のつどい」(富岡町教委主催)が23日、同県天栄村のリゾート施設で開かれた。保護者、教師を含め約1100人が再会を喜び合い、一足早い「クリスマスプレゼント」となった。

震災前、四つの町立小中学校には1422人の児童・生徒がいたが、事故で全員が全国各地に避難した。9月には同県三春町内に小中学校を再開させたが、在籍はわずか80人で、約95%が県内外に散らばったままだ。

つどいには児童・生徒808人、保護者200人、教師71人が参加し、キャンドル作りや昼食を楽しんだ。子供たちは友達のほおをさすったりしながら「元気だった?」などと近況を確かめ合った。

小6の日野竣介君(12)はサッカー仲間と会い、「毎日でも『つどい』を開いてほしい」と笑顔を見せた。秋田県に避難中の中3、倍賞和弥さん(15)は富岡一中時代のクラスメートと再会。来年はいわき市内の高校への進学を考えており、「寂しい時、やっぱり友達は大切だと感じた」と話した。

発生時、富岡一小で1年生を担任し、現在は郡山市立小に勤務する日和田貞子教諭(55)は「みんな元気でうれしかった。また富岡町に戻れるのがベストだけど、放射能の問題が解決しないと難しい」と話した。【福田隆】

http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20111224k0000m040067000c.html

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