12/15/2011

釜石の大観音、急ピッチで修復作業

 

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4904163.html

 津波によって多くの犠牲者が出た岩手県釜石市では、新年を迎えるのを前に、海を見守る町のシンボル「観音像」の修復作業が急ピッチで進められています。

 岩手県の釜石湾でも16日朝は厳しい冷え込みとなり、雪が舞いました。

 釜石市は水深63メートルという世界一の防波堤がありながら、震災によって大きな被害を受けました。現在、修復作業が行われている高さ48.5メートルもある「釜石大観音」は過去の津波による犠牲者や海の事故で亡くなった人の供養のためにおよそ40年前に建立されました。

 釜石市に1000人を超える死者・行方不明者を出した今回の震災は、大観音にも地盤沈下などの被害を出しました。2か月近くの補修工事を経て、先月にはようやく展望台にも上がれるようになりました。しかし、去年までは年間7万人近い観光客が訪れていましたが、今年は激減。ただ、遺族や故郷を心配する人たちが静かに手を合わせている姿が目立っているということです。

 「今回の津波で亡くなられた方のご供養を目的として来ていただきたいと思います。こちらの方で手を合わせていただいて、気持ちをすっと落としてお帰りになっていただきたいと思います」(釜石大観音 照井良和総務部長)

 修復作業は今月25日ごろに終わることになっていて、初詣でには震災発生前の姿で多くの人たちを迎える予定です。

 穏やかな海も荒れた海も見てきた大観音。新しい年には穏やかな表情で訪れた人たちの心を癒し、復興への道筋を照らしてほしいと思います。(16日11:44)

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