11/10/2011

仮設住宅 急がれる防寒対策

 

東日本大震災から8か月の11日、宮城県石巻市では朝の冷え込みが一段と厳しくなり、仮設住宅で生活する人たちからは、住宅の防寒対策を急いでほしいという声が聞かれました。

宮城県内で最も多い1万6000人近くの人が仮設住宅で生活する宮城県石巻市では、11日朝の最低気温が2度4分と、平年より3度ほど低く、11月下旬並みの寒さとなりました。防寒対策が進んでいない石巻市流留の仮設住宅では、結露によって住宅や車の窓にびっしりと水滴が付き、朝早くから窓を拭くお年寄りの姿が見られました。この仮設住宅で暮らす75歳の女性は「寒いので、日中も布団にくるまって過ごしています。体重が減り、体調もあまりよくないので心配です」と話していました。また、76歳の男性は「自宅に居たときより寒さを感じるので、早く寒さ対策の工事が始まってほしいです。

震災から8か月がたちましたが、いつまでこの生活が続くのかと思います」と話していました。宮城県は、仮設住宅が建設されている県内のおよそ400か所すべてで、壁の断熱材を厚くしたり、窓や玄関の扉を2重にしたりする防寒対策の工事を行うことにしていますが、工事が始まったのは5分の1にとどまっていて、すべて終わるのは年末になる見通しです。

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