11/03/2011

クルミ拾って収入の助けに 盛岡の団体が被災者支援活動

 

盛岡市の被災者支援団体「SAVE IWATE(セーブ・イワテ)」が、東日本大震災で大きな被害を受けた三陸沿岸のクルミを使った復興に取り組んでいる。被災者が集めたクルミを買い取り、加工作業に被災者を雇用する。クルミ製品も開発し、新たな産業に発展させたいという。

クルミは三陸のほか、東日本各地に自生している。団体代表の寺井良夫さん(54)が、加工に手間がかかるため、拾われずにいるクルミを生かした支援を思い立った。

取り組みは9月下旬に始まった。クルミは殻を洗って乾燥させ、10キロ以上のまとまった量を1キロ250~300円で買い取る。これまで宮古市や久慈市などの約40人から、計3トンの申し出があった。被災者を雇用して殻を取るなどの作業をしてもらい、「三陸産」と銘打って県内外の菓子店で使ってもらう。殻は装飾品や園芸への活用を考えている。クルミの油を使った独自の製品の開発も検討する。

寺井さんは「クルミ拾いは誰でも簡単にでき、気晴らしにもなる。少しでも収入の助けにしてほしい」と話している。

クルミの買い取りは11月末まで。申込制で、寺井さんらが引き取りに行く。県外からの提供にも応じる。連絡先は寺井さん090(9740)9201。

河北新報 10月29日(土)6時10分配信

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