11/17/2011

被災地出身の元五輪選手、畑中みゆきさんが復興支援

 


被災地・宮城でボランティア活動に取り組む女性がいます。彼女は、オリンピックにも出場したことのあるアスリートです。




宮城県塩竃市桂島の浜辺で清掃活動に取り組むボランティアたち。畑中みゆきさんは、リーダーとして、出身地・塩竃市の支援活動を続けています。畑中さんは、上村愛子選手らとともにスキーのフリースタイル、モーグルで2度のオリンピックに出場したアスリートです。


塩竃市には多くの島があり、美しい景色が自慢。しかし、今は砂に埋もれた船の姿が・・・


「だいぶきれいになったんですけど・・・」(被災した島を支援する畑中みゆきさん)


畑中さんはさまざまなイベントを開催、島を活性化させたいという思いがあります。早朝、港にやってきた畑中さん。漁師たちが行っている海苔の卵を海に戻す作業に加わり、海苔養殖の再出発を応援しています。行われたのは、海苔の網を仕掛ける作業。規模は、例年の半分程度だといいます。


海苔養殖は島の産業の7割以上を占めますが、津波で壊滅的な被害を受け、被害額は6億5000万円に及びました。


「津波で全部竹が抜けて折れた 」(漁師 内海茂夫さん)


島にとって生活そのものである船にも大きな被害が・・・。野々島では、津波で実に漁船の半分以上が失われました。


こうした状況で畑中さんは、ある行動に出ました。訪ねたのは東京・大田区の造船所。畑中さんは、各地を奔走して、企業からの支援を取りつけ、船2隻、600万円相当を入手。この日、修理中の船を初めて見に訪れたのです。修理後、畑中さんは船を島の漁協に寄付する予定です。


「船がなくなって、仕事に復帰できない方たちが多数いる。その方たちにぜひ船を寄贈したい」(被災した島を支援する畑中みゆきさん)


困っている人が必要としているものを届けたい。畑中さんの思いがこもった船。そして・・・船を寄贈する日。


「復興のために使わせていただきます」(漁師 鈴木久雄さん)


船の名前は、畑中さんからとった「みゆき丸」。畑中さんは、継続的な支援を訴え、今後、島に引っ越すことを決意しました。支援を続けていく彼女の覚悟が、島に活気をもたらしています。(16日17:41)


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