10/21/2011

陸前高田 1500人参列し合同慰霊祭

 

 大震災による死者・行方不明者が1700人超に上った岩手県陸前高田市で22日、市主催の合同慰霊祭が開かれ、遺族ら約1500人が参列し、犠牲者に白菊を手向けた。

 同市高田町の岡田すみ子さん(43)は死亡した夫勇一さん(当時48歳)と行方不明の父秀雄さん(78)を悼んだ。小5の長男翔太君(11)は父の死を 受け止め、長女美波ちゃん(3)も自宅で遺影に手を合わせる。すみ子さんは「多くの人が亡くなり言葉も出ないが、慰霊祭が開けるまで街が落ち着きを取り戻 したのかと思うとほっとする」と話した。

 同町の岡田二郎さん(63)と妻なみ子さん(56)は、消防団活動をした長男真治さん(当時29歳)を亡くした。岡田さんは「消防団員が避難誘導で犠牲にならずに済むような安全な街に」と話した。

 妻を亡くした戸羽太市長は「残された我々は、すばらしい風景、人情、ふるさと陸前高田の姿を取り戻さなければならない」と再生を誓った。【市川明代】

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