5/11/2011

日台交流:活発化 議員が支援に御礼訪台続々

 

 【台北・大谷麻由美】東日本大震災の被災者に巨額の義援金を提供している台湾との交流が活発化している。日本側からは8日までのゴールデンウイーク期間中、多数の国会議員が謝礼のため訪台。台湾側は日本の観光事業を支援するため、北海道への特別観光ツアーを組むなど安全性のアピールに協力している。

 4日、衛藤征士郎・衆院副議長は台湾を訪れ、馬英九総統らに謝意を伝えた。日台が72年に断交して以来、衆参両院の正副議長いずれかが訪台するのは初めて。6日には自民党の小池百合子総務会長も訪れた。8日には、日本統治時代に台湾の水利事業に貢献した八田与一技師をたたえる記念公園のオープン式典に、森喜朗元首相や超党派の日華議員懇談会の国会議員25人が出席した。

 台湾側からは、王金平立法院長(国会議長)が先月20日に慰問のため訪日した。また、王院長は大震災で落ち込んだ日本の観光業を盛り上げようと、今月12日、台湾の旅行業者ら約300人を率いて北海道を訪ね、安全性をアピールする予定だ。

 昨年1年間に台湾から日本を訪問した人は韓国、中国に次いで多く、127万人だった。しかし、今年3月は前年同期比53%減の4万2100人に落ち込んでいた。

 台湾からの義援金は8日までに58億台湾ドル(163億円相当)に上る。


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