5/23/2011

除塩作業続け「やっと田植え」 仙台・荒井

 

東日本大震災で津波の浸水被害を受けた仙台市東部沿岸地域の水田で23日、若林区の農業木村浩市さん(53)が田植えを始めた。農地の塩分を取り除く作業があったため、例年より約20日遅れという。

木村さんは、農機具が被災した農家から依頼された若林区荒井の4ヘクタールで稲作を試みる。ひとめぼれの苗を植えながら「やっと田植えができた」と晴れやかな表情を見せた。

作付面積のうち1.5ヘクタールは塩水に漬かっており、通水が始まった15日以降、代かきをして水を入れ替える作業を実施。一部は塩分濃度が依然高く、引き続き除塩作業を施す。
木村さんは昨年、21ヘクタールに作付けしたが、ことしは自分の農地のほとんどが塩水に漬かり、コメを作ることができないという。

木村さんは「どれぐらいコメが取れるか、育ててみないと分からない。復興に向けて少しでもいいコメを収穫したい」と話した。

2011年05月23日月曜日

河北新報 

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