4/14/2011

東日本大震災:夏祭りの復興願い山車を飾る 岩手・山田町

 

岩手県山田町の「岩手三陸山田祭」で披露される郷土芸能「八木節」の木製の山車が、津波被害のあった倉庫から奇跡的に見つかり、住民が「復興のシンボルに」と国道に向けて置いている。

毎年9月の祭りには約10団体約1000人が参加し、3日間で5万人の観光客が訪れる。「八木節」は子供から大人まで約150人が参加し、赤い着物姿で太鼓をたたき踊りながら山車とともに町を練り歩く。

山車を運行する愛宕青年会の武藤勝彦さん(41)は家が全壊したが、妻と子供3人は無事だった。海沿いにあったコンクリート造りの倉庫は残り、今月3日、がれきと泥だらけの倉庫内から山車を見つけ、仲間たちと引っ張り出した。そして「山車を見て元気を出してほしい」と見えやすい場所に移した。

亡くなった会員もおり、倉庫内の衣装はほとんど流された。だが武藤さんは「何年先になるか分からないけど、子供たちに引き継ぐために必ず復活させたい」と願う。小学3年から参加している次男広太郎君(11)=町立山田南小6年=も「祭りがあれば、みんなも元気になれる」と力強く話した。【関谷俊介】

毎日新聞  Copyright THE MAINICHI NEWSPAPERS. All rights reserved.

山田町の岩手・三陸山田祭は20日、海の安全と大漁を祈願する海上渡御(とぎょ)が行われ、観光客らは海の男たちがみこしを海へ進み入れる勇壮な祭りに歓声を上げた。海上渡御は大杉神社(佐藤明徳(あきなり)宮司)神幸祭の行事で、北浜町の岸壁を発着点に行われた。男衆は威勢のいい掛け声を上げながら、みこしを担いで海へ。水しぶきを上げて旋回するなど、海の祭りらしいダイナミックな動きを披露した。  みこしは海上の曳(ひ)き船に移されて山田湾を巡り、明神崎周辺で佐藤宮司らが船上から祈りをささげた。海上渡御…  2010年9月21日 岩手日報より

    Choose :
  • OR
  • To comment