4/12/2011

新井 誓いの義援金!誓いの最高成績!!

 


被災地への思いを込め、全力プレーを誓った新井

日本プロ野球選手会の新井貴浩会長(34)=阪神=が10日、今季公式戦での自身記録に応じて「1打点につき5万円」「1本塁打につき10万円」を、同選手会を通じ東日本大震災の被災地に寄付することを表明した。今シーズン、常に被災地のことを想いながら全力プレーする“公約”を、ひとつの形にした。プロ野球開幕延期問題で奮闘した新井会長が、シーズンでも被災者のために闘う。

◇  ◇

想い続けることが、何より大切だと新井は考える。できるのは野球だけだ。でも毎日、目の前にきた1球、それを全力ではじき返すことで、被災地が1歩、復興に近づくことができるなら。被災者と一緒に戦えるはずだ。

「いろいろと、自分に何ができるのかと考えて、こういう形でやらせていただけたらと思いました」

今季開幕を前に、新井が、新井らしく、強い想いを形にして、被災地救済のチャリティー策を表明した。

今季の成績に合わせ「1打点・5万円」「1本塁打・10万円」と設定。これを積み立て、被災地に届ける。虎の4番として、野球選手としてこだわるところを、被災地のために役立てることにした。それは自身の励みにもつながるはずだ。

「今年はずっと被災地のこと、被災者の方々のことを想い続けてプレーしたいという思いがありますから」

昨季記録の19本塁打、112打点なら計750万円になる。自身最多の43本塁打(05年)、112打点(10年)をともに超えれば1000万円に届く。決して数字がすべてではないが、己の腕で叩き出す、想いの詰まった“結果”を義援金という形にして被災地に届けたい。

プロ野球選手会会長として、震災後は12球団選手を代表して、被災者への配慮から開幕延期を訴えて奔走し続けた。選手としての調整との両立が崩れる寸前まで疲労困憊(こんぱい)していたことはファンも知るところだ。こうして迎える開幕を前に「ここまで長かったといえば長かったし、短かったといえば短かったです」と振り返る。

そして、新たに被災地のために駆け始める。新井は明かす。「12球団の多くの選手から、プロ野球選手会にたくさんの義援金が集まっています。だから僕も選手会を通じて送ろうと思います」。寄付したことを公表していない選手も多いという。スタイルはそれぞれだが、皆、思いは同じだ。

長いシーズン。大敗する試合もあるだろう。けれども新井は、試合の最後まで被災者のために全力プレーを続ける。たとえ勝利につながらなくとも、打った一発が、挙げた打点が、被災地を救う。決してあきらめない想いを、被災地に勇気として届ける。
(2011年4月10日)

http://www.daily.co.jp/newsflash/2011/04/11/0003948627.shtml

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