4/21/2011

大槌町 国に土地買い上げ要望へ

 

今回の大震災で、市街地の大半が壊滅的な被害を受けた岩手県大槌町は、浸水した土地を再び利用できる状態に戻すには、町の財政では厳しいとして、国が土地を一時的に買い上げ、町とともに復興を進めるよう要望する方針を決めました。

岩手県大槌町は、市街地の大半が壊滅的な被害を受け、677人が死亡したほか、1000人余りが行方不明になっています。町役場も130人余りいた職員のうち、町長が死亡したほか、4分の1に当たる34人が死亡したり、行方不明になったりして機能が大きく損なわれました。こうした状況のなか、大槌町は、震災で海水をかぶったり、地盤沈下したりした土地を整備して、再び利用できる状態に戻すには、町の財政では厳しいとして、被害を受けた土地を国が一時的に買い上げ、町とともに復興を進めるよう要望する方針を決めました。

被災地の自治体が、浸水した土地の買い上げを国に要望することにしたのは、大槌町が初めてです。大槌町の東梅政昭副町長は「浸水して塩分を含んだ土地をそのままの状態で活用するのは難しく、国に買い上げてもらうのがいいと思う。今後、国と協議を進めていきたい」と話しています。


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