4/01/2011

自衛隊と米軍連携 洋上で震災不明者を集中捜索

 

自衛隊は1日早朝から3日間の日程で、米軍や海上保安庁、警察、消防などと連携し、岩手、宮城、福島の3県の沿岸部から沖合にかけて集中的な捜索に乗り出した。


3県の沿岸部を9地区にわけて、自衛隊約1万8千人、米軍から約7千人が動員される。日米でヘリコプターや固定翼哨戒機など航空機120機、三陸沖に展開中の米原子力空母ロナルド・レーガンや海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」など艦艇約60隻が上空と洋上から捜索に加わる。海自は展開中の約50隻のすべての艦艇を捜索にあてる。沿岸周辺のがれきや堤防周辺など、これまで何度も捜索を重ねてきた場所についても、改めて確認するという。


 自衛隊、米軍、海保などは、これまでも連携しながら3県の沿岸部や洋上で行方不明者の捜索を実施してきた。地震発生から3週間が経過したが、朝日新聞社のまとめでは、3県では依然として1万8千人以上の安否が分からないままとなっている。

防衛省幹部によると、数日前も海自のP3C哨戒機が沖合100キロで転覆したまま漂流している漁船を見つけたが、周囲に人は確認できなかったという。自衛隊幹部は「地震発生直後から継続して捜索してきたが、これだけ多数の不明者がいるということは、津波でかなりの数が流されている可能性がある」。今回、改めて沿岸部から沖合にかけて大規模な部隊を投入して集中的な捜索に乗り出すことを決めた。


asahi.com

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