4/17/2011

千本桜、避難者に癒やし 宮城・大河原

 

東日本大震災で宮城県大河原町に避難している約20人が17日、満開となった同町の桜名所「一目千本桜」に招かれ、花見を楽しんだ。

招かれたのは、宮城県南や福島県北の沿岸部から町内の雇用促進住宅に避難している人たち。呼び掛け人の一人、福祉施設職員笹谷真里さん(26)が「自然災害で傷ついた心を、桜という自然で癒やしてもらいたい」と誘った。

宮城県山元町の自宅が被災した今野君子さん(62)は「ことしの桜の美しさはひとしお。山元では桜どころではないので、申し訳ない気もする」と語った。南相馬市原町区から避難している高倉義広さん(58)は「震災も桜も、夢なのではないかと感じる。こんな穏やかな気持ちは久しぶり」と笑顔を見せた。

震災の影響で大河原町は「桜まつり」を中止したが、絶好の花見日和となったこの日は、大勢の花見客でにぎわった。

2011年04月18日月曜日  河北日報より http://www.kahoku.co.jp/news/2011

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