4/13/2011

プレハブで自宅再建 「故郷離れたくない」

 



4月14日(木) 毎日新聞
知り合いの業者から調達した中古のプレハブ小屋を利用し、自分たちの手で再建される熊谷立郎さんの自宅=岩手県陸前高田市で2011年4月13日、小川昌宏撮影

東日本大震災で家を失った岩手県陸前高田市気仙町の大工、熊谷立郎(たつろう)さん(78)が、自宅跡地に約40平方メートルのプレハブを建て始めた。夫婦で避難所生活を送っていたが「生まれ育った土地を離れたくない」と戻ってきた。

熊谷さん方は広田湾から約1キロで、裏手は山。津波が襲ってきた時は高台にある寺へ避難したが、3日後に戻ると、自宅は土台しか残っていなかった。「一緒に住もう」。仙台に住む長男(49)が声をかけてくれたが、生まれ育った土地に愛着があった。

5日から妻和子さん(72)と次男紀男さん(45)の3人でテント生活を始め、11日からプレハブ作りに着手。電気や水道はないが「仮設住宅は2年しか住めない。私たちが生活することで周りに家が戻ってほしい」と願う。【長野宏美、久野華代】




4月14日(木) 毎日新聞
がれきの山を片づける被災者の漁師=岩手県田野畑村で2011年4月12日、林哲平撮影

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