4/17/2011

東日本大震災 被災地の桜 お花見

 



 花見会で伝統芸能を鑑賞する参加者(17日午後、岩手・陸前高田市)

 岩手県陸前高田市の避難所の一つ、金剛寺で17日、花見会が開かれ、被災者らが東日本大震災の津波による犠牲者の冥福を祈るとともに、地域の復興を誓った。佐藤直志さん(77)が住民を代表し「力を合わせ、復興のための第一歩にしよう」と呼び掛けた。
 高台にある境内の下には、まだがれきの山が広がる中、被災した住民やボランティアら約150人が参加。小林信雄住職らが読経し、寺がある地域の犠牲者14人の名前を読み上げた。その後、参加者全員で黙とうをささげ、地酒で献杯。咲き始めた桜の木の下で、地元の太鼓や伝統芸能などを楽しみ、最後に肩を組んで「ふるさと」を合唱した。
 会の発起人で寺で避難生活を送る菅野剛さん(61)は「自分が頑張っている姿を見せて、みんなが何かを感じてもらえれば」と語った。参加した佐藤テル子さん(72)は「避難生活でお互い会うことが少なく、再会できてとてもうれしい。最高の花見です」と喜んだ。(2011年04月17日) 【時事通信社】

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