4/13/2011

「私たちの事故より深刻」 JCO決死隊の男性語る

 

2011.4.13 17:53

 事態収束に向けた作業が続く東京電力福島第1原発。平成11年の東海村臨界事故で「決死隊」として放射線を浴びながら臨界を止める作業をした男性が13日までに共同通信の取材に応じ、「私たちの事故よりはるかに深刻」と第1原発の作業員たちを思いやった。

 2人の被曝(ひばく)死者を出し、当時「日本の原子力史上最悪」と呼ばれた事故は11年9月30日、茨城県東海村の核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)で起きた。男性は決死隊に志願。「自分の会社が起こした事故だから当然と思った」。

 「思うように手が動かず、生きた心地がしなかった」。長く長く感じたが、男性が実際に作業をしたのはわずか3分。それでも20ミリシーベルトを超える放射線を浴びた。新聞やテレビで逐一、第1原発事故の推移を見守っている。「作業員も疲労しきっているだろう」と思いやった。

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