4/17/2011

南相馬市の消防団が捜索を休止 犠牲者追悼式で区切り

 

(4/17 17:40)

東日本大震災で約470人が死亡した福島県南相馬市で17日、市消防団原町区団の団員約200人が出席して犠牲者追悼式があった。1日50〜60人が行方不明者を捜索してきたが、これを区切りにいったん休止。家庭の事情が許す少人数が、同日現在で不明のままの約千人の捜索を続ける。


福島県南相馬市で行われた犠牲者追悼式の最後に
消防団員と握手を交わす佐藤光孝・原町区団長(左)=17日午後

追悼式で佐藤光孝区団長(72)は「10メートルを超える大津波に、追い打ちをかけた原発事故。1日でも早く、1人でも多く犠牲者を家族の元に返したいという思いでやってきた」と振り返った。
津波によって、30代の男性団員2人が任務中に犠牲になった。伏見順栄(58)副区団長は式の最後に「これで終わりではなく、明日への一歩を踏み出すための式だと思ってほしい」とあいさつ。佐藤区団長ら幹部が団員一人一人と握手した。「ありがとう」とかみしめるように声をかけ、苦労をねぎらった。

佐藤区団長は「団員の仕事や家庭の事情でいったん休止するが、今後も住民の安心安全を守っていく」と決意を述べた。

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