4/17/2011

福島第1原発:原子炉建屋にロボット潜入 遠隔で調査  毎日新聞

 

東京電力は17日、福島第1原発3号機の原子炉建屋の内部状況を、遠隔操作ロボットを使って調査した。放射線量や温度などのデータを採取し、今後の復旧作業の参考にする。同原発で原子炉建屋の内部を調べるのは、東日本大震災後の水素爆発以降で初めて。

ロボットは米アイロボット社製「パックボット」で、長さ70センチ、幅53センチ、重さ35キロ。無償提供された2台を使って、原子炉建屋の二重扉のうち、外側を人が開けてロボットを投入し、内扉はロボットが開けて内部に進入。線量や温度、湿度、酸素濃度を確認し、映像を撮影する。結果は18日に公表する予定。

同原発では事故後、放射線量が高くて人が原子炉建屋内に入れず、内部の状況を確認できていない。今回の調査の前に東電が1、3号機の二重扉の一つ目の扉を開けて中の放射線量を調べたところ、1号機では1時間当たり最大270ミリシーベルトと高い線量を記録、3号機では同10ミリシーベルトだった。

東電はロボットで各号機の原子炉建屋内部の現状を確認し、今後、人や機械がどの程度作業できるのかを探る方針だ。【江口一、伊藤直孝】


毎日新聞  http://mainichi.jp/select/jiken/news/

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