4/21/2011

警戒区域、イネの作付け禁止 計画的避難・準備区域も

 

 菅政権は、福島第一原発から半径20キロ圏内の「警戒区域」と、20キロ圏外の「計画的避難区域」、「緊急時避難準備区域」で、イネの作付けを禁止する方針を固めた。原子力災害対策特別措置法に基づき、菅直人首相が22日に指示する。

 政府は8日、土壌中の放射性セシウム濃度が土1キログラムあたり5千ベクレルを超える水田を作付け禁止とする基準を発表。農林水産省は当初、屋内退避などの指示が出ていた30キロ圏内に加えて、土壌調査でこの基準を超えた地域での作付けを禁じる方針を示していた。

 その後、政府が計画的避難区域や緊急時避難準備区域を新たに設定する方針を示したことを踏まえ、具体的な地域について福島県と協議を続けてきた。計画的避難区域に指定される予定の飯舘村はすでに、今年はすべての農作物の作付けをしない方針を決めている。

 農水省は今年の作付けを認める地域でも、秋に収穫したコメの汚染について調査し、食品衛生法に基づく暫定基準値(1キログラムあたり放射性セシウム500ベクレル)を超えるコメが流通しないようチェックする。


朝日新聞より

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