4/18/2011

イチゴ狩り、心癒やす 石巻の被災者ショートツアー

 

東日本大震災で被災した子どもや家族を対象にした「心を元気にするショートツアー」(NPO法人グラウンドワーク三島主催)の参加者は16日、伊豆の国市や三島市などでイチゴ狩りや水辺散策などを楽しんだ。2泊3日のツアーは2日目。県東部の観光関係者やボランティアに支えられ、市民からの支援金などで費用をまかなう。

韮山いちご狩り組合(伊豆の国市)は「自粛ムードによる観光客減少で自分たちも苦しいが、被災者を少しでも応援したい」とイチゴ狩りを実質無償で受け入れた。宿泊先の伊豆長岡温泉の旅館も割安で宿舎や料理を提供するほか、ツアーに同行するスタッフの多くも手弁当で活動する。

事前に被災地入りするなど準備を進めてきた内田夏樹さん(43)=伊豆の国市=は「今までは支援したくても方法が分からなかった人が無償で賛同してくれる」と協力の広がりを実感。GW三島と連携して取り組むNPO法人伊豆どろんこの会の白井忠志理事長は「行政にはできない活動を柔軟にスピード感を持って進められる」と民間団体の果たす役割を強調する。


資金面でも支援の輪は広がる。街頭募金や各種団体を通じたGW三島への支援金は10日現在で277万円。ただ、今後も同様のツアーを実施する予定で、渡辺豊博事務局長は「支援金がなければ続かない。具体的に応援していただければ」と募金を呼び掛ける。


静岡新聞より 

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