4/04/2011

宮古・田老は37.9メートル到達 史上最大級の津波に

 

3月28日撮影の岩手県宮古市田老地区(上・共同通信社ヘリから)と、2010年3月撮影の同地区(芳村忠男さん撮影)

東日本大震災で津波被害を受けた宮古市の田老地区で、陸地の斜面をさかのぼって到達した津波の高さ(遡上高)が37・9メートルにまで達していたことが3日、東大地震研究所の都司嘉宣准教授(地震学)の現地調査で分かった。

津波の遡上高の国内観測史上最大は、1896年の明治三陸地震で大船渡市で確認された38・2メートルとされる。都司准教授は「(今回の津波は)明治三陸に匹敵するか、場所によっては上回るのではないか」と話している。







写真元>http://watamachi.com/miyako/


津波で破壊された田老地区の防潮堤=26日午前11時57分、岩手県宮古市(安元雄太撮影)

都司准教授は、田老地区にある小堀内漁港周辺の漂流物などを調査。その結果、海岸線から約200メートル離れた山の斜面にまで、海水に押し流され た材木が到達していたことが分かった。材木があった地点を基に高さを計測したところ、37・9メートルと判明。その手前には、消防車や船も打ち上げられて いた。

付近では、さらに高い位置まで海水が上がったとみられる形跡があり、詳しい調査を継続する。都司准教授は「今後の調査で、数値はさらに大きくなる可能性がある」としている。

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