3/23/2011

仙台市「仮置き場」マナー違反多発

 




公園入口に山のように積まれた震災ゴミ=18日、仙台市宮城野区の鶴ヶ谷中央公園

■「震災ごみ優先」守って

仙台市が東日本大震災で壊れた食器類や家具などの「震災ごみ」の回収を始めてきょう22日で1週間。震災ごみではなく通常ごみを持ち込む市民がいるなど、課題も見えてきた。市は「どうかマナーの徹底を」と呼びかけている。(徐暎喜)



市環境局は「ごみの大量発生による衛生状態の悪化が、市民生活に与える悪影響は大きい」と判断。なるべく早い時期にごみ収集を再開しようと、ごみの回収を依頼している業者との調整や、ごみ捨て場の整備を急ピッチで進めてきた。

市は地震発生から4日後の15日から、生ごみなどの家庭ごみの収集を再開。同時に、震災で壊れた食器や家具、家電製品などを引き受ける震災ごみの「ごみ仮置き場」を市内5区に1カ所ずつ設置し、毎日午前9時から午後4時半までごみの受け入れを進めている。

同市宮城野区の震災ごみ置き場に指定された「鶴ヶ谷中央公園」には、市役所内の掲示板などでごみ置き場の存在を知ったという市民が、自家用車やトラックなどにごみを積み、公園前の道路に列をなしていた。

ごみ置き場をのぞいてみると、割れた窓ガラスやブラウン管にヒビが入ったテレビが目立つほか、タンスや食器棚などの大型家具も持ち込まれ、文字通りごみの山。同局によると、市内でも特に被害が大きかった宮城野区や若林区で収集量が多いという。近くに住む女性(69)は、「いつもは風光明媚(めいび)な公園がこんなごみの山になるなんて…。でも、こういうときだから仕方ないです」と話していた。

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